不動産価格は売却時期が違うと価格が大きく変わり、情報が不足すると不動産業者に食い物にされてしまう可能性がある非常に難しいものです
いきなり不動産会社に相談するのではなく、『売却情報』『情報収集』を自らすることが大事です
また、売却目的もはっきりさせることで、どのような不動産売却がいいのかがわかってくると思います
不動産売却の計画
不動産売却の期間
不動産売却の期間は時間をかけることをおすすめします
短期間で売却する場合は価格が下落する傾向が高いです
相場より高め➡相場価格➡相場より安く
という段階を踏んで売却することで、より不動産を高く売却することができます
住宅ローンの一括返済
売却する不動産に住宅ローンが残っている場合、売却価格より基本的には少ない場合でないと売却することができません
もし、住宅ローンの金額が売却額より多い場合は差額分を現金で補填して、住宅ローンの一括返済を行います
住宅ローンが現在いくら残っているのかを確認しましょう
不動産売却の課税譲渡所得の計算
不動産売却で特に注意したいのが売却価格が買った値段より高く売れて不動産売却で儲かった場合です
儲かった価格に譲渡所得税がかかりますので、税金がいくらかかるのかも事前に確認する必要があります
不動産売却の相場を調べる
土地の路線価と実勢価格・公示価格の違い
土地・戸建を売却する場合、参考にしたいのが実勢価格になります
実勢価格は公示価格の1.1倍~1.2倍になります
- 実勢価格・・・実際取引された金額
- 公示価格・・・国土交通省が取引の指標として出している金額
- 路線価・・・固定資産税、相続税などの指標になっている金額で実勢価格の約70%
スーモ・ホームズ・アットホームの価格調査
スーモやホームズ、アットホームはポータルサイトと呼ばれ、売却を依頼された不動産業者が登録することで、購入を考えている方に効率的に売却している不動産を宣伝するサイトです
こちらのサイトを見ることで現在販売されている物件のほとんどを確認できます
売却を考えている不動産に一番近い物件を参考価格として調べてみてください
売主の法律上の責任とは
公募取引と実測取引の違い
土地、建物を売却する時に注意したいことが公募取引と実測取引です
- 公募取引・・・登記されている面積で契約
- 実測取引・・・新たに測量して測量された面積で契約
実は登記されている面積は測量技術の違いや税金を安くするため面積が違うことがあります
売却する不動産が有利に働くような売却をすることができます
逆にそうでないこともありますので注意したいところです
売主の契約不適合責任
民法改正によって売主の売却責任が重くなっています
売却後に不動産に欠陥が発見されると買主から責任を問われることになります
- 補修してください
- 代金を一部返してください
- 損害の責任を取ってください
- 契約を解除してください
など売却価格が減少するだけでなく、最悪お金を貸してくださいと言われることもあります
不動産取引において一番注意したいことです