不動産売却をする時にもっとも重要なのが相場です
相場は不動産会社に査定をしてもらうことで、過去の売却事例からわかります
相場を知る上で特に注意した事についてまとめてみました
1.正確な不動産相場を把握するのは無理
複数の不動産会社に査定依頼する事で不動産の売却相場はある程度はわかるかもしれません
ただ、実際のところ地域の特性、売却時のポイントについて査定に影響していないことも多々あります
実際に相場が1,000万円だと査定を複数社からもらったが、2,000万円を超える価格で売却できたということもあります
大きく影響するのが、学区の人気や駅の環境変化、近くの公園が整備されたなど購入者に与える心理的影響は日々かわっています
過去の売却事例だけでは判断できない要素が多々含まれています
1.1不動産ポータルサイトの資料の質で価格は変わる
同じ物件を不動産複数社が販売していることがありますが、資料次第で見に行きたいと感じるものもあれば残念ながらそんな気持ちにはならない資料もあります
売却情報は基本的に差はないですが、お客様の気持ちで分かりやすく安心できる資料作成が重要になってきます
特に図面も大きなポイントになります
購入者が20代~30代、40代~50代で見せ方が変わります
2.販売価格と相場の違いは
2.1販売1ヶ月~3ヶ月で売却できたのは価格が安すぎた
勿論、売却価格は安い方が早く売却することができます
ただ、あまりにも安すぎる事で損したと考えている売主様も多いようです
不動産会社としては安く売らせていただける売主様は本当にありがたいものです
半年~1年ぐらいかけて売却期間を設けてもいいのではないでしょうか
2.2売却戦略は重要
不動産売却の戦略は重要です
1カ月単位で問い合わせや案内状況に合わせて変えていくことが早期に売却することができます
チラシなどのデザインも見学してきたお客様に合わせたデザインに変えていかなければ反応は悪くなるようです
2.3相場より高くするのが販売価格のおすすめです
相場と呼ばれるものは誰もわからないです
不動産の場合、唯一性が強く査定をした人間によって違いがでてきます
そのため、相場より高めで販売価格を決めるというのがおすすめです
では、いくらぐらい高くすればいいのかというと、いくらでもいいと考えています
段階的に価格を下げていくことでしか、正確な相場を知るのは難しいです
3.買取価格と相場の違いとは
買取価格は不動産会社・法人・個人が購入することで広告などもなく、すぐに現金化できる方法になります
購入者が事業を行っているプロになりますので、購入後のトラブルもなく安心できるのがポイントになります
3.1買取価格は相場70%~80%
買取価格は相場に比べて安くなります
稀に人気の物件であれば買取価格が相場を超えるという事もありますが、非常に稀なケースになります
過去に取引事例としてお見積りしたケースになります
| 相場価格 | 買取価格 | |
|---|---|---|
| 中古マンションA | 2,800万円 | 1900万円 |
| 中古マンションB | 4800万円 | 3360万円 |
| 中古戸建C | 3580万円 | 2500万円 |
| 中古戸建D | 2880万円 | 2000万円 |
| 土地E(更地) | 2500万円 | 2400万円 |
| 土地F | 3600万円 | 4000万円 |
3.2土地は相場と買取価格が近い
中古マンション、中古戸建などは買取金額はかなり安くなりがちです
物件によっては300万円~500万円のリノベーション費用がかかる為に買取価格は安くなります
それに対して売地の場合は新築戸建てなどの事業化をするのにメリットが高くなるので買取価格と相場価格は同一になってきます
新築戸建ての場合はプレミア価格で人気地域によってはかなり高く売れる事、また、新築の買取業者が多いために競争がある為価格は高くなりがちです
買取業者によって金額は大きく違う
買取価格については業者によって大きく違います
理由は得意不得意があるのと、資金力の違いになります
買取の場合は個人で業者を探すのもいいですが、不動産会社に相談して買取業者を探すことをおすすめします
まとめ(相場に振り回されないのが重要)
相場を重視しすぎると大きな損が出る可能性があります
不動産は時期、市場が一刻一刻と変わります
ポータルサイトやホームページの閲覧数を見ていると月単位で全く違う動きがあります
また、不動産会社の売り上げも月単位で全く違います
売れる時期や消費者行動は相場だけでは把握する事ができません












