アパートやマンションの車庫証明を取得する時に家主さん(所有者)に自動車使用承諾書に印鑑を押してもらうためにハンコ代を支払うのがいままでは一般的でした
2021年(一部2020年12月28日)から島根県を除いて印鑑が不要になっています
家賃の1か月分をハンコ代として支払っていた時代もありましたので、そういったハンコ代が今後入居者から取れなくなっています
脱ハンコの流れ
ハンコはやはり昭和世代には重要なものですが、何でもかんでもハンコというと非常にたいへんです
政府の書類のハンコ不要の流れが官⇒民へ
新型コロナの感染予防からも政府と民間の契約でハンコの押印が不要という見解です
行政手続きの約99%でハンコ不要という方向性が打ち出されています
民間にもその影響が大きく影響してくる可能性があります
自動車保管場所使用承諾書の印鑑不要で今までなかったトラブルなども予想されますので駐車場所有者は対策も用意しているほうがいいかもしれません
自動車保管場所使用承諾書のハンコ不要で大丈夫?
個人でも法人でも所有者の自動車保管場所使用承諾書の印鑑は不要となっています
家主さんの許可なしで車庫証明が取れるというのも本当に大丈夫なのかと思うところです
誰でも簡単に車庫証明を取得することで本来の契約者ではない人が車庫証明を取得できてしまう危険性です
トラブルがおきそうな改正になってしまうかもしれません
ハンコ不要な書類
ハンコを押す場所が完全になくなっています
- 自動車保管場所使用承諾書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所使用権原疎明書面
- 保管場所使用承諾証明書
などがハンコ不要となっています
まとめ
ハンコ不要の流れはますます強くなっています
自動車の保管場所証明書(車庫証明)は年間約790万件も申請されています
ハンコの不要は行政サービスの負担軽減には一役かっていくことです
ただ、いままでハンコが必要だったために起きなかったトラブルも今後予想されます