エンゲル係数が社会保険料・消費税が上がったことでどんどん上がっていることでエンゲル係数は下がっています
つまり、日本が豊かになっている?
エンゲル係数とは食費の割合が支出に対して占めている割合になります
人間は食事の量は決まっているからお金持ちになればなるほどエンゲル係数は少ない(エンゲル係数低い=裕福)という統計的法則で1958年ドイツの社会統計学者エンゲルの論文で発表されています
年収が高く豊かな家庭ほど20%と低くなり、年収が少ないと30%前後まで上がっています
エンゲル係数が低いと豊かな家庭だと言われています
ただ、最近はそうでもないようですね
エンゲル係数とは
エンゲル係数は人間は食べることができる量は限られているので、食費が収入に対して占める割合は所得が少ない世帯の方が大きいということになります
エンゲル係数が少ないほど、生活が豊かであるという考え方になります
エンゲル係数20以下『かなりゆとりある生活』
エンゲル係数25 『ゆとりある生活』 エンゲル係数30 『ややゆとりある生活』 エンゲル係数50 『ギリギリ生活できる』 |
エンゲル係数が高いほど生活が苦しいということで使われてきました
エンゲル係数の計算式は
エンゲル係数の計算式は
エンゲル係数(%)=食費÷消費支出×100
食べるもの以外の消費支出が増えることでエンゲル係数も下がってきています
エンゲル係数が低いと豊かな生活とは言えないようになってきていますね
エンゲル係数の日本の歴史
明治時代は6割が食費だったということですね
日本が戦後の復興を果たして高度成長期にはエンゲル係数が30%以下まで下がってきています
一般的にもエンゲル係数が高い低いで豊かさを感じていたようです
エンゲル係数にはデフレ世界や人間の嗜好が考えられない
急激に増えてきた令和3年の国民負担率44.3%
国民負担率とは個人の所得や企業の所得に税金・年金・健康保険・などの社会保険料の割合を計算したものになります
令和3年の国民負担率44.3%とかなり負担率が増えてきています
国民負担率=(租税負担+社会保障負担)÷国民所得(個人・企業)
エンゲル係数も決して豊かではなくても減少しています
まとめ
食費は変わりませんが、消費支出が増えることでエンゲル係数が減少してきています
決してエンゲル係数では生活の豊かさが測れないので豊かさの指標としては利用できなくなってきているようです
今後、国民負担率が50%を超えることで生活が益々厳しくなるかもしれませんね