八専(はっせん)とは?2026年・2027年の八専期間一覧と意味、やってはいけないこと・間日を解説

八専の期間と間日ガイド:2026年の八専期間(年6回)と間日を示すカレンダー

八専(はっせん)とは、干支の「壬子(みずのえね)」から「癸亥(みずのとい)」までの12日間を指す暦の選日です。60日周期で巡るため、1年に約6回やってきます。

昔から「仏事・婚礼・建築・売買などを避けるべき期間」とされ、雨が多い時期とも言われてきました。ただし12日間すべてが八専の影響を受けるわけではなく、「間日(まび)」と呼ばれる4日間は例外です。

この記事では、次のことが分かります。

  • 2026年・2027年の八専期間と間日の一覧
  • 八専の意味と名前の由来
  • 八専にやってはいけないこと・向いていること
  • よくある疑問への回答
目次

八専の意味と由来

八専という名前は、12日間のうち「干と支の五行が同じになる日」が8日あることに由来します。五行が同じ組み合わせを「比和(ひわ)」と呼び、同じ気が重なって一方に偏る(専ら)状態と考えられました。

日付の順干支干の五行支の五行区分
1日目壬子(みずのえね)水水八専
2日目癸丑(みずのとうし)水土間日
3日目甲寅(きのえとら)木木八専
4日目乙卯(きのとう)木木八専
5日目丙辰(ひのえたつ)火土間日
6日目丁巳(ひのとみ)火火八専
7日目戊午(つちのえうま)土火間日
8日目己未(つちのとひつじ)土土八専
9日目庚申(かのえさる)金金八専
10日目辛酉(かのととり)金金八専
11日目壬戌(みずのえいぬ)水土間日
12日目癸亥(みずのとい)水水八専

同じ気が重なるため「良いことはより良く、悪いことはより悪くなる」とも解釈されます。そのため、凶事に関わる行事や失敗できない大きな物事は避けるのが無難とされてきました。

2026年・2027年の八専期間一覧

2026年の八専は6回あり、10月は5日(月)から16日(金)までが八専期間です。間日は八専の障りがない日として扱われます。

2026年の八専期間

回八専期間(12日間)間日(4日)
1回目2月7日(土)〜2月18日(水)2月8日・11日・13日・17日
2回目4月8日(水)〜4月19日(日)4月9日・12日・14日・18日
3回目6月7日(日)〜6月18日(木)6月8日・11日・13日・17日
4回目8月6日(木)〜8月17日(月)8月7日・10日・12日・16日
5回目10月5日(月)〜10月16日(金)10月6日・9日・11日・15日
6回目12月4日(金)〜12月15日(火)12月5日・8日・10日・14日

2027年の八専期間

回八専期間(12日間)間日(4日)
1回目2月2日(火)〜2月13日(土)2月3日・6日・8日・12日
2回目4月3日(土)〜4月14日(水)4月4日・7日・9日・13日
3回目6月2日(水)〜6月13日(日)6月3日・6日・8日・12日
4回目8月1日(日)〜8月12日(木)8月2日・5日・7日・11日
5回目9月30日(木)〜10月11日(月)10月1日・4日・6日・10日
6回目11月29日(月)〜12月10日(金)11月30日・12月3日・5日・9日

※日付は日の干支(壬子〜癸亥)から算出しています。

八専の「間日(まび)」とは

間日とは、八専期間の12日間のうち、干と支の五行が異なる4日間のことです。具体的には癸丑・丙辰・戊午・壬戌の日がこれにあたります。

この4日は比和にならないため、八専の影響を受けない日とされています。八専中にどうしても法事や契約などの予定を入れる必要がある場合は、間日を選ぶのが伝統的な考え方です。

つまり、実際に「八専日」として注意が必要なのは12日間のうち8日間だけです。

八専にやってはいけないこと・向いていること

八専に避けるべきとされるのは、主に「仏事」「婚礼」「建築」「売買」の4つです。一方で、同じ気が重なる性質から、自分を高める物事には良いという考え方もあります。

やってはいけないとされること

避けること具体例理由とされる考え方
仏事・供養法事、法要、納骨、墓石の建立凶事が重なりやすいとされるため
婚礼・嫁取り結婚式、入籍、結納偏った気が良縁の調和を乱すとされるため
建築・造作地鎮祭、着工、上棟、リフォーム開始土地や家に関わる事は影響が長く残るため
売買・契約不動産の売買、大きな買い物、契約締結損得が一方に偏りやすいとされるため
討伐・争いごと訴訟の開始、交渉ごと争いがこじれやすいとされるため

八専に向いているとされること

  • 勉強・資格取得の開始:一つのことに専念する気が強まるとされます。
  • 趣味や修行に打ち込むこと:「専ら」の性質が集中力を後押しすると考えられています。
  • 日常的な家事・仕事:日常の行動にまで影響するものではありません。

八専は「雨が多い」とも言われる

八専は昔から雨の多い期間とされ、農作業の目安にも使われてきました。特に八専の2日目は「八専二郎(はっせんじろう)」と呼ばれ、雨が降りやすい日と伝えられています。屋外の行事や種まきを計画する際の参考にもされてきました。

八専に関するよくある質問

Q. 八専の読み方は?

「はっせん」と読みます。暦の注記では「八せん」とひらがな交じりで書かれることもあります。

Q. 八専は年に何回ありますか?

干支は60日で一巡するため、八専も約60日ごとに巡り、1年に6回(年によっては7回)あります。2026年は6回です。

Q. 八専中に結婚式や入籍をしてはダメですか?

絶対にダメというわけではありません。八専は迷信的な要素も強い暦注なので、気になる場合は間日を選ぶか、大安など他の吉日と合わせて判断すると安心です。

Q. 八専と不成就日・三隣亡はどう違いますか?

どれも物事を避けるとされる暦注ですが、算出方法が異なります。八専は日の干支で決まる12日間の期間であるのに対し、不成就日や三隣亡は特定の1日単位で決まります。

Q. 八専中に法事の日程が決まってしまったら?

間日にずらせるなら間日を選び、難しい場合はお寺や親族と相談して決めましょう。現代では日程の都合を優先するケースも多く見られます。

まとめ:八専期間を知って予定を上手に立てよう

八専は壬子から癸亥までの12日間で、年に約6回巡る暦の選日です。仏事・婚礼・建築・売買を避けるのが伝統的な考え方ですが、間日の4日間はその影響を受けません。

  • 八専=干と支の五行が同じ日が8日ある12日間
  • 2026年は2月・4月・6月・8月・10月・12月の計6回
  • 間日(癸丑・丙辰・戊午・壬戌)は八専の障りなし
  • 勉強や趣味など「一つに打ち込むこと」には良いともされる

大切な予定を立てるときは、八専だけでなく六曜や一粒万倍日などの吉日もあわせてチェックしてみてください。

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