不動産売却前にハウスクリーニングすることは効果があります

中古戸建・マンションの売主さんからハウスクリーングは必要ですか?

と質問されることがあります

私は『ハウスクリーング必要です』とおすすめします

結果的に不動産の売却においてはハウスクリーングはかなりコスパがいいからです

大袈裟かもしれませんが、不動産の場合は購入者の気持ち一つで100万円にも500万円も化ける可能性があります

つまり、不動産を高く売ることができるということです

だから不動産売却される場合はハウスクリーングをお願いしています

目次

ハウスクリーニング効果

買主さんへの効果

買主さんへの効果

お客様を案内でよく感じることがあります

女性の場合は気に入ると足を床につけることができるということです

なにをいっているのかわからないと思いますが、女性の買主様の場合は中古住宅より新築住宅を求められます

予算・立地の問題で新築ではなく中古住宅を選びます

お部屋が汚い場合はまず選択肢から消えます

でも、綺麗な住宅で安心できると思った瞬間に

つま先立ちしていた足が床に足をつけることができます

つまり、購入してもいいかな~

と思われた瞬間だと思います

売主さんは引越ししたままで埃やゴミのある状態で内見は絶対してはいけないことです

女性は汚い部屋は購入意欲を下げさせてしまいます

物件滞在時間が伸びる

内見するお客様の滞在時間の長さによって成約率は大きく変わります

1分~5分

6分~10分

11分~15分

16分~20分

20分~25分

25分~30分

当社では30分以上の内見時間を目標に案内を組み立てています

最低でも20分以上の滞在時間がないとなかなか成約には結び付きません

ただ、お部屋が汚いといくら長い時間内見が難しいです

お子さんと一緒に内見する家族の場合は

『汚いから触らないで』

なんて決して言えませんよね

お部屋が汚いと5分以内ということが多いです

是非、売れないと悩んでおられる売主さんはどうしたら物件滞在時間を延ばせるのかを考えてみてください

プロと素人の違い

使っている洗剤が違う

プロと素人の違い

プロが使う洗剤は市販品とは違い、独自の濃度や種類を使い分けています

なかなか綺麗にならない水回りもプロに任せることで汚れや水垢を綺麗に落としてくれます

プロは全体的に綺麗

ハウスクリーングでプロと素人の違いは道具や時間配分です

プロでもファミリータイプのお部屋をハウスクリーニングする場合は1日がかりです

ただ、道具や汚れの落とし方を知っているので効率的に作業をします

素人の場合は一部分だけ綺麗ですが、全体的には時間が足りなくなることが多く残念ながらバランスが非常に悪いことが多いようですね

見栄えがいい

ハウスクリーニングの相場

1ルーム18,000円~21,000円
2LDK22,000円~38,000円
3LDK39,000円~58,000円
戸建60,000円~

マンションの場合に比べて戸建は階段スペースや納戸などの掃除が加わるために費用は高くなる傾向があります

ハウスクリーニングの費用は決して安くはありません

そのためにプロのハウスクリーニングは見栄えを重視します

人の目線に合わせたハウスクリーニングです

案内してよく見えるようにしてくれます

素人ではできない換気扇・網戸・窓ガラス・水回り

プロと素人の差がでるのは換気扇・網戸・窓ガラス・水回りです

なかなか、この3つを綺麗にできる一般の方はいないと思われます

換気扇

換気扇はプロは分解してキレイにされます

油汚れなどは薬浴させて、徹底的に汚れを落とします

プロにしかできない技です

網戸

網戸も掃除が非常に困難です

プロは短時間で網戸を掃除されています

機械を使っていますので、なかなか素人には難しいですね

窓ガラス

買主がよく見るのが窓ガラスです

窓ガラスは汚れを綺麗にとらないとピカピカにはなりません

汚れで塗り固められている窓ガラスは購入者の購入意欲を落としてしまいます

ここもプロにしかできない技です

水回り

キッチン・トイレ・浴室などは買主が一番よくみるところです

プロに依頼すると

『汚れ防止コート』『除菌クリーニング』

など施工しましたという表示をつけてくれます

中古住宅というのは少しでも人が使ったという印象を消すことが大事だとおもいます

買主の気持ちを大事にすることで、より高く売却することができます

ハウスクリーニングの依頼方法

不動産会社に依頼

ハウスクリーニングを不動産会社経由で依頼することもできます

販売に直結することになりますので、信頼されて何度もクリーニングを請け負った業者様を紹介してくれます

不動産会社が責任をもってもらえるので、売主としては安心することができます

フランチャイズのハウスクリーニング会社に依頼

フランチャイズの場合は費用と技術が平均されているので、安心して依頼することがメリットです

各社のメリットデメリットを考えながら選ぶことができます

おそうじ本舗https://www.osoujihonpo.com/
おそうじ革命https://www.osoujikakumei.jp/price/
ダスキンhttps://www.duskin.jp/servicemaster/
イオングループhttps://www.kajitaku.com/house-cleaning/
お掃除マイスターhttps://aff.osoji-master.info/

個人の業者に依頼する

個人業者に依頼する場合どこに依頼していいのかわからないと思います

最近では個人事業者が登録できるサイトなども多く存在しています

個人の場合は技術力は未知数ですが、フランチャイズの費用や会社運営費を抑えているので費用は安く済む場合が多いです

技術面については十分に確認することをおすすめします

ココナラミーツhttps://meets.coconala.com/services?categoryId=7
エキテンhttps://www.ekiten.jp/cat_house_cleaning/japan/
ジモティhttps://jmty.jp/all/ser-hcl
くらしのマーケットhttps://curama.jp/

なぜ、ハウスクリーニングがコスパがいいのか?

ハウスクリーニングは5万円~10万円かかりますがお勧めする理由があります

当然、ハウスクリーニングなしですぐに売れることもあります

販売してみなと売れるか売れないかはわかりません

不動産は1組のお客様を探すので、多くのお客様は必要ありません

実際に売却活動を行うと内見される方は1物件に

10組~20組ぐらいです

物件によっては

1件~5件程度というものも多くあります

意外と案内って少ないものです

大事なお客様を掴み損ねると販売が長期化するということも珍しくありません

売れ残るコスト

販売してから1年も2年もかかると、買主さんの方からの売れ残り物件という烙印を押される可能性もあります

スーパーでの売れ残り商品はなぜか買いたくないというのが買主の心境です

販売は6か月~1年ぐらいで販売を終えたいものです

売れ残ると残された道は底なしの値引き地獄です

5万円~10万円の値引きではありません

50万円~100万円と大きな値引きでなければ効果が望めないからです

不動産会社のアドバイスに従ってできるだけ早期に売却したいものですね

販売が長期化することでコスト負担

販売が長期化することで売主様には多くの負担がかかります

  • 固定資産税・都市計画税
  • マンションであれば管理費・修繕積立金
  • 経年劣化(古くなることでの価値の喪失)
  • 町内会費

年間50万円以上かかることもあります

早く売るということで、そういったコストが軽減されます

まとめ

ハウスクリーニングの必要性をまとめてみました

不動産の価値から考えると少々お金を使っても、よく見せることが早期・高価売却には近道です

ハウスクリーニングをすることで購入者の物件滞在時間が延びることで成約により近づきます

ハウスクリーニングはプロに任せることをお勧めします

見栄えがいいハウスクリーニングができるためです

もし、今ハウスクリーニングをいれるかどうか悩んでおられる場合は早期・高価売却のためにもおすすめします

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この記事を書いた人

マチ不動産株式会社代表。神戸市東灘区出身。中堅マンションディベロッパーで新築マンションの販売・収益不動産の取引、仲介不動産の所長を経験後、2007年8月に独立開業して現職に至る

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