マンションは管理が大事とよく言われますが、管理費、修繕積立金が高くなると全く売れなくなることがあります
売れなくなる理由についてこちらの記事について詳しく解説致します
また、高くなった時どうして売ればいいのかについても解説致します
管理費・修繕積立金が高いマンションは売れない理由とは
買主はマンション価格の次に管理費・修繕積立金を確認します
お客様によっては管理費、修繕積立金の高いマンションは紹介しないでくださいという方もいらっしゃいます
月々の負担額が重い
住宅ローンで考えると1,000万円の借入で月々の返済額25,845円~57,578円になります
管理費・修繕積立金が他のマンション比べて25,000円以上高いと1,000万円の住宅ローンを組むのと同じ支払いをすることになります
できるだけ管理費・修繕積立金は少ないに越したことがありません
毎月返済額 | 借入金額 | |
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返済期間15年(金利0.475%) | 57,578円 | 1000万 |
返済期間25年(金利0.475%) | 35,358円 | 1000万 |
返済期間35年(金利0.475%) | 25,845円 | 1000万 |
将来の負担増が予想されるのが不安
現在、管理費・修繕積立金が高いマンションの場合外的要因で更に高くなる可能性があります
- 消費税が高くなる
- 人件費の高騰
- 資材費の高騰
あらゆる要因が管理費、修繕積立金を押しあげていきます
買主はリスクとして考える為に不動産売却が難しくなる要因になります
なぜ、管理費・修繕積立金が高くなる?
マンションの規模が小さいと収入が少なく、コストが高い
管理費・修繕積立金が高くなる理由としてマンションの規模が大きく影響します
マンションの規模が小さいと駐車場が確保されていないこともあります
収入源が少ない理由
マンション内の月極駐車場や自転車置き場の費用はマンションの大きな収入源になります
そういった収入源は多いマンションもあれば少ないマンションもあります
小規模のマンションの場合一般的には収入源が少なる可能性が高いです
コストが高い理由
マンションに係る経費はマンション所有者の所有面積によって按分されます
広い部屋は高くなり、ルーフバルコニーなどがついていると追加料金がかかります
コストも所有者が多いと一件当たりの負担は少ないですが、所有者が少ないマンションは1件当たりの負担額はコストがおおくかかります
管理費・修繕積立金が高いマンションの売り方
リフォーム・リノベーション
中古マンションはリフォーム・リノベーションすると費用はかかりますが、売りやすくなります
リフォーム・リノベーションする事で新築に近い価格で取引されることもあります
すぐに入居したい方やリフォームローンを組みたくないという方などが購入者になります
リフォームする際の注意点はセンスのある方に依頼することが必要になります
仲介手数料無料の不動産会社に依頼する
不動産会社によっては仲介手数料無料のサービスを行っている会社もあります
売却価格を下げても仲介手数料が無料であれば手取りはかわりません
まとめ
マンションの管理費・修繕積立金が高くなると間違いなくマンションが売れにくくなります
住宅ローンを25000円~で35年で1,000万円の借入ができます
25,000円管理費、修繕積立金が高いと購入者の負担は1,000万円高い不動産を購入した時と同じ負担になります
管理費が高い理由としては所有者の少ない小規模のマンションの場合が多くなります
管理費、修繕積立金はマンション所有者に負担割合で決まります
売れにくい管理費・修繕積立金が高いマンションは出来るだけ魅力をあげる必要があります
センスあるリフォーム、リノベーションを行う事や不動産仲介手数料が無料の不動産会社に依頼するなど少しアイディアが必要です