賃貸営業の仕事内容・給与面・やりがいとは?

賃貸営業の仕事内容・給与面・やりがいとは?

賃貸を探す時に、必ず営業マンと関わると思いますが、その営業マンのお給料は歩合制ってご存知ですか?

歩合制なら、頑張れば頑張った分だけ稼げるというイメージを持つ人も多いかもしれませんね。

しかし、実際にはどのくらい稼げるのか月々の収入が具体的にイメージ出来ないという人も多いでしょう。

そこで今回は、賃貸の営業マンは歩合制で月々の収入は?というテーマで、相場なども併せて詳しく解説していきたいと思います。

目次

賃貸の営業マンの月々の収入は固定給と歩合制

賃貸の営業マンのお給料は、毎月の固定給と成果に応じて支払われる歩合制を合わせたものになっています。

そのため、営業成績が良くて成果をあげているような営業マンは、それだけ月々の収入が増えてるという仕組みになっているのです。

もし、契約が取れない場合でも、固定給は毎月必ず支払われるので、毎月の収入は保障されていますが、稼ぎたいと思ったらやはり契約を多く取って手取りを増やすという営業マンがほとんどでしょう。

不動産会社によっては、会社自体の成績を上げていくために、固定給を低く設定して歩合制に重心を置いている所もあります。

そのような会社では、おのずと営業マンの意識が上がり成果が上がりやすい状態になるケースが多いようですね。

営業マンの歩合率は会社や営業の種類によって異なる

営業マンのお給料は、設定されている歩合率によっても大きく変わってきます。

そのため、歩合率の相場を知りたいと思う人もいるかもしれませんが、これは会社によって異なるため一概には決まっていないのです。

また営業マンが行う営業の種類によっても、歩合率は変わります。

例えば、仲介業の場合は仲介手数料の中で5%~20%程度を歩合として支給している会社が多いです。

仲介業では、対象物件を複数の不動産会社と共有しているケースが多く、差別化が難しいという点から営業マンの歩合率を高めに設定している会社が多いのです。

一方、販売業では物件の売り上げ額の一部を歩合として支給しているケースが多いです。

販売では、利益が見えづらいという特徴がある事から、1戸あたりの契約手当として歩合を設定している所もあり、その代わり固定給を高めに設定するという会社も多いです。

ただし、大手の企業ではなく中小販売会社では、自社ブランドを売る事自体が難しい事から歩合率はわりと高めのケースが多いでしょう。

このように、営業マンの月々の収入は、会社がどのような設定をしているかで大きく異なってくるのです。

賃貸の営業マンが月々の収入を上げるためのポイント

では次に、賃貸の営業マンが月々の収入を上げるためのポイントを解説していきたいと思います。

賃貸の営業マンが、月々の収入を上げようと思ったら、成果を上げ続けるしかありません。

しかし、その成果に対する歩合率は、会社や営業の種類によって異なります。

固定給との合算ではなく、完全に契約を取った成果報酬メインで稼ぎたいという場合は、完全歩合制であるフルコミッション制を導入している会社を選ぶ事が大切です。

逆に、月々の収入はしっかりと保障されたうえで、多少歩合率は低くても取れた契約分が上乗せになるという状態で収入を上げていきたい場合は、固定給と歩合率が高めに設定してある会社を選ぶという方法もありでしょう。

不動産会社が歩合制を取り入れている理由

それでは最後に、不動産会社が営業マンの歩合制を取り入れている理由をご紹介したいと思います。

頑張り次第で収入を上げられるから

まず1つ目は、営業マン自身の頑張り次第で月々の収入を上げられるからという理由です。

営業マンは、契約を取ってこそという職業ですので、会社としてはその頑張りを刺激するという事も大切です。

いかに契約を取る事に集中できるかは、やはり毎月得られる収入にもよりますので、自分の頑張り次第で収入が上がるとなれば頑張る営業マンは多いでしょう。

固定給のように、必ず決まった金額のお給料だと、頑張ってもお給料の上限は決まってしまいます。

しかし、歩合制を取り入れれば、年収を上げていく事も可能なのです。

優秀な人材が集まるから

そして2つ目は、優秀な人材が集まるからという理由です。

歩合制を導入している会社には、それだけやる気のある人材が多く集まっているので、自然と優秀な人材が集まります。

営業マン同士でライバル意識も出ますし、お互いに切磋琢磨しながら成績を伸ばす事が出来るのです。

不動産会社は零細企業が多い‼

一番の理由としては不動産会社は中小企業が多いということです

不動産会社の経費のほとんどは人件費になります

そのため、経営者は売り上げがなく人件費を支払うということは絶対に避けたいということです

その中で歩合給というコミションを導入する企業が多いということです

賃貸を借りる時に注意したい事

歩合給の営業マンは営業トークが嫌でも磨かれる

歩合給の営業マンはなんとか申込をもらうことに必死になる傾向があります

そのため、いい事しか言わないという営業マンは多く、本当に借主のために親身になってくれるという方はどうしても少なくなります

営業トークというものが不動産業界にはあります

悪い事もいい事に変えてしまう魔法の言葉です

  • 『駅から遠い』⇒『静でいい環境ですよ』
  • 『風呂トイレは別がいい』⇒『掃除がしやすいですよ』

とデメリットをメリットにすることでお客様の考え方を少しづつ変えていくトーク術です

住まいサポートは不要?

不要なオプションを契約するのはやめたいところです

住まいサポート、害虫駆除などのオプションがありますが、月々1,000円のサービスもあり、負担感は増えてきます

実際利用するかしないかは十分に内容を確認してから契約するようにしましょう

まとめ

さて今回は、賃貸の営業マンは歩合制で月々の収入は?というテーマで、相場なども併せて解説してみました。

営業マンは、自らの頑張り次第で月々の収入が上がる歩合制で働いているケースが多く、会社によっても収入が変わってきます。

しかし、歩合制だから一概に稼げるというわけではなく、月々の収入は歩合率によって左右されるとも言えるでしょう。

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この記事を書いた人

マチ不動産株式会社代表。神戸市東灘区出身。中堅マンションディベロッパーで新築マンションの販売・収益不動産の取引、仲介不動産の所長を経験後、2007年8月に独立開業して現職に至る

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