賃貸物件を借りる際に、鍵交換費用という項目を目にする事がありますよね。
ほとんどの賃貸では、鍵交換費用が必要になりますが、どのくらいの費用がかかるのか分からないという人も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸の鍵交換費用とは?というテーマで、費用相場や紛失時の対処法について詳しく解説していきたいと思います。
賃貸に入居しようと思っているけれど、鍵交換費用がどのくらいかかるのか知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
UR賃貸の鍵について
賃貸の鍵交換費用はどのくらい?
それでは早速、賃貸の鍵交換費用はどのくらいなのかを見ていきましょう。
実は、ur賃貸では一般的な賃貸で必要になる鍵交換費用が必要ありません。
ur賃貸に入居する際、すでに新しく交換された鍵が入居者に預けられ、退去する際には返却するという作業が必要なだけで、借主が費用を負担するという事はないのです。
一般的な民間賃貸ですと、入居時に渡される鍵は2個というケースが多いと思いますが、ur賃貸では入居時に渡される鍵が3個となっていて、合鍵を作らずに使用できるようになっています。
そのため、基本的にはur賃貸に入居している間に鍵交換費用が必要になる事はないので嬉しいですよね。
このような点も、初期費用を抑えられるur賃貸ならではと言える部分でしょう。
鍵を紛失した時はどうなる?
では次に、鍵を紛失した時の費用はどうなるのでしょうか。
賃貸契約中に鍵を紛失した際は、当然ですが鍵交換費用は借主負担となります。
鍵を紛失した事に気づいたら、すぐに大家さんや管理会社に連絡しまずはマスターキーで部屋の鍵を開けてもらいましょう。
万が一深夜や休日の場合は、鍵業者に開錠を依頼し平日に大家さんや管理会社に紛失した事を連絡します。
その後、防犯上のリスクを回避するために、最寄りの交番や警察署に遺失物届を提出します。
そして、大家さんや管理会社と相談した上で、鍵を交換する流れとなります。
賃貸の鍵交換費用の相場は?
では次に、鍵を紛失した際の鍵交換費用の相場について解説していきましょう。
鍵交換費用は、鍵の形状によって異なります。
例えば、丸いドアノブの中央に鍵穴があるタイプの「玉座錠」では、だいたい20,000円~40,000円の鍵交換費用がかかります。
鍵の表面にポツポツとした穴が開いていて、ピッキングに強いと言われている「ディンプルキー」は、だいたい25,000円~35,000円程度の鍵交換費用がかかります。
そして、鍵の側面がギザギザした形状になっていて、差し込む側の鍵穴が縦に「く」の字をしている一般的なタイプの鍵である「ディスクキー」では、だいたい15,000円~20,000円ほどの鍵交換費用がかかります。
このように、鍵の形状によって鍵交換費用の相場は前後するので覚えておくと良いでしょう。
賃貸で鍵交換依頼をする時のポイント
では次に、賃貸では鍵交換依頼は借主が行うという事について解説していきたいと思います。
一般的な賃貸では、大家さんや管理会社が対応してくれるケースが多いですが、場合によっては賃貸では鍵交換は自分で行わなければなりません。
そのため、鍵交換を行う業者をしっかり選ぶ必要があるのです。
そこでここでは、鍵交換依頼をする時のポイントをご紹介していきます。
相見積もりをとる
まず1つ目は、相見積もりをとるという事です。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼し、費用の相場を把握する事を指します。
1つだけの業者に見積もりを依頼して、その費用だけで決めてしまうと提示された費用が相場に合った価格なのか分かりません。
そのため、必ず2~3社の業者に見積もりを依頼して、費用を比較するようにしましょう。
出張費や現地見積もりが無料の業者を選ぶ
2つ目は、出張費や現地見積もりが無料の業者を選ぶという事です。
業者によっては、出張費や現地見積もりが有料のケースもあり、そのような業者に依頼してしまうとそれだけで費用がかかってしまいます。
そのため、出来るだけ無料の業者を選ぶようにしましょう。
しっかりと説明をしてくれる業者を選ぶ
そして3つ目は、しっかりと説明をしてくれる業者を選ぶという事です。
なにか疑問点があった場合、その質問に対して納得できるように説明してくれる業者を選ぶ事が大切です。
うやむやにしたり、何となく納得できない説明の場合は避けるようにしましょう。
まとめ
さて今回は、賃貸の鍵交換費用とは?というテーマで、費用相場や紛失時の対処法についても併せて解説してみました。
賃貸では、鍵交換費用が必要になるケースが多いですが、ur賃貸では鍵交換費用は必要ありません。
しかし、賃貸契約中に鍵を紛失してしまった場合は、鍵交換費用が発生しますし交換依頼を自分で業者に行わないといけません。
鍵交換費用は、鍵のタイプによっても相場が前後するので、複数の業者を比較して適切な価格で交換してもらうようにしましょう。