用途地域とは!用途地域は5年に1度見直し!

用途地域

街には特徴がありますよね。

新宿の商業施設・北海道の大自然・新潟の魚沼地域それぞれ地域の実情に合わせて都市計画によって、建築できるものを決めています

芦屋の六麓荘や大田区の田園調布などには石油コンビナートが作ってはいけないので、高級住宅地として街づくりが進むわけです

ただ、都市計画は同じわけではなく、5年に一度見直しされます

用途地域の種類と調べ方・基本的な知識が身につく記事にしています

目次

用途地域とは!用途地域は5年に1度見直しされる可能性も!

用途地域とは?

用途地域とは地域別に住居系の地域・商業系の地域・工業系の地域と大きく3つに分けたものです

すべて都市計画に基づいて行われています

用途地域に指定されるものは市街化区域に分けられたものからです

市街化調整区域・非線引き都市計画区域などは開発を抑制する地域になります

用途地域は5年に1度見直し?

ただ、いきなり住居系が工業系に変わるということはありません

住居系は商業系との相性はいいですが、工業系と住居系は用途地域の変更により健康被害・騒音問題・交通問題などを引き起こす可能性もあるためです

3つの地域は更に分類すると13あります

住居系

  • 第1種低層住居専用地域(高級な住宅地)
  • 第2種低層住居専用地域(やや高級な住宅地)
  • 第1種中高層住居地域(高層階をもつ住居の建築を推進)
  • 第2種中高層住居専用地域(やや高層階をもつ住居の建築を推進)
  • 第1種住居地域(住宅地を推進する地域)
  • 第2種住居地域(やや住宅地を推進する地域)
  • 準住居地域(住宅地と自動車整備など)
  • 田園住居地域(農業と住宅)

商業系

  • 近隣商業地域
  • 商業地域

工業系

  • 準工業地域
  • 工業地域
  • 工業専用地域

田園住居地域は平成30年4月に用途地域として新しく追加されました)

用途地域の調べ方

市町村の役場で調べる

市町村などの都市計画課で調べることができます

ほとんどの場合は都市計画課とう部署があります

そちらのほうで調べることができます

ホームページで調べる

地域によっては市町村のホームページで確認するともできます(神戸市の用途地域

他の地域でも『地域名+用途地域』とGoogleで検索すると市町村のホームページで調べることができます

用途地域の改正

用途地域は決まられたら変わるものではなく5年ごとに見直しが行われます

そのためにいままで店舗がなかった地域に急に店舗ができ始めたりといったこともあります

都市計画法に基づいて、時代の変化にあわせて地域の利用方法も変えています

用途地域の特徴

用途地域において建築できる建物や、用途が制限されています

厳しい地域は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域になります

建築の規制が緩やかな地域が商業地域と準工業地域になります。危険物の貯蔵施設以外の建物はほとんど建てることができる地域になります

まとめ

いかがでしたでしょうか

用途地域によって都市計画が進められています

住宅を購入する時はどの地域に属しているか確認することをおすすめします

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この記事を書いた人

マチ不動産株式会社代表。神戸市東灘区出身。中堅マンションディベロッパーで新築マンションの販売・収益不動産の取引、仲介不動産の所長を経験後、2007年8月に独立開業して現職に至る

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