少子高齢化で空家が神戸市内でもますます増えてきています
処分を後回しにして手間、費用負担なども膨れ上がることもあります
できれば空家になる前に適切な方法をで処分をすすめられた方がいい場合が多いです
こちらでは実家の処分の進め方についてわかりやすく解説します
実家の処分の進め方とは
神戸市の空家の現状
神戸市内には住宅総数が820,100戸の約13.3%が空家109,200戸あります
政令都市の中でも特別に空家の戸数は大きいです
売却・賃貸に転用可能な物件ばかりではなく、不動産屋さんによっては断られるケースもあります
空家の場合はそのような物件が多く存在します
また、空家の所有者はほとんどが60才~85才の方が多く処分するのに躊躇う方も多くいらっしゃいます
ただ、空家を放置する事で建物が傷む事はもちろんのことで、敷地内の樹木や雑草のほか不衛生な生物の発生も起きる可能性があります
また、ゴミの不法投棄、建物の倒壊、不審火などのご近所に迷惑をかけてしまう事もあります
マンションの場合の高齢化も進み管理費負担、建て直しの負担なども将来待ち構えている可能性もあります
片付け費用は
荷物がまだある場合は基本的には片づける必要があります
相続で取得した場合は早めのお手続が必要です
0~10万円 | ご自身でできる処分できる |
10万円~30万円 | 4トントラック1台~2台 |
30万円~50万円 | 4トントラック3台 |
50万円~100万円 | 4トントラック4台~ |
100万円~ | 空家の解体を伴う場合 |
家の解体費用とは
家を解体する時の目安は建物の構造と広さになります
木造構造 | 3万円~5万円 |
鉄骨造 | 4万円~6万円 |
鉄筋コンクリート | 6万円~8万円 |
鉄骨鉄筋コンクリート | 6万円~8万円 |
また、アスベストが含まれている場合は専門業者に依頼が必要になり、さらに費用がかさむ可能性もあります
空家にかかる負担
- 水道代・電気代
- 火災保険料
- 庭木剪定費用
- 税金
- 管理費・修繕積立金
- 自治会費
空家の維持管理にかかる費用として年間約20万円~30万円かかると言われます
10年も維持していると大きな負担になってしまいます
もし、今後も利用する予定がない場合は早めに処分を考えたほうがいいかもしれません
※空家が市区村長が『特定空家等』にしてされると、住宅として減免されている固定資産税が最大6倍に上がる可能性があります
『特定空家等』とは火災や倒壊のおそれ、衛生や景観付近の生活環境への影響が大きい場合に市区町村長が判断します
空家にしない為に
市町村の相談窓口に相談
電話相談、対面相談で空家の相談を受けることができます
神戸市では長田区にあるすまいるネットで相談することができます
市町村の補助制度を利用する
- 解体補助
- 危険なブロックの撤去補助
- 密集市街地の耐火性の新築補助
- バリアフリー補助
- 耐震診断補助
- 耐震改修補助
- 隣地統合の費用補助
- 空家・空き地の初期費用補助
- 空家家財処分費補助
- 空家建築基準適合状況補助
などの補助サービスがあります
解体、改修費なども実は市の補助制度がある場合もありますので先に確認が必要です
補助事業を使う場合は先に申請してから、業者と契約する必要があります
マチ不動産では空家・空き地の売却仲介手数料不要
売主様から空家・空き地の売却仲介手数料不要です
その他無料相談も行っていますので、直接仕事に結びつかなくてもご相談いただければ
アドバイスさせていただいております
まとめ
空家の処分についてまとめてみました
空家をそのままにする事で経済的な負担が意外と多い事に気づかれたかたもいらっしゃると思います
できるだけ空き屋になる前に対応がおすすめです