土用(どよう)は、春・夏・秋・冬それぞれの季節の変わり目に設けられた約18日間の期間です。
昔から「土用の期間は土を動かすことを避けたほうがよい」「新しいことを始めるのは控えたほうがよい」といった言い伝えがあります。
特に、不動産の購入や地鎮祭、庭づくりなど、土に関わることは避けたほうがよいと考えられてきました。
これらは日本の暦や民間信仰に基づく伝統的な考え方であり、科学的に証明されたものではありません。しかし、現在でも家相や風水、暦を大切にする方の間では、一つの目安として取り入れられています。
この記事では、土用期間の意味や避けたほうがよいとされること、間日(まび)の考え方についてわかりやすく解説します。
土用とは

土用期間中は土を司る神の土公神(どこうしん)が支配する期間で、土(つち)を動かしてはいけないとされております。
この期間は土公神が土の中で過ごす期間になり土の気が盛んになります
そのために土をいじることで神様の怒りをかいます
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前にある約18日間のことをいいます。
一年に4回あり、季節の移り変わりを迎える準備期間と考えられています。
東洋思想では、この期間は土を司る神様である**土公神(どこうしん)**が土の中に宿るとされ、土を掘り起こしたり、大きく動かしたりすることは避けたほうがよいと伝えられてきました。
そのため、古くから次のようなことは土用期間を避ける風習があります。
大規模なガーデニング
地鎮祭
井戸掘り
墓石工事
建築工事
庭づくり
なぜ不動産購入も避けたほうがいいといわれるの?
不動産は「土地」と深い関わりがあるため、家相や風水、暦を重視する考え方では、土用期間中の土地購入や契約、地鎮祭などは避けたほうがよいとされています。
もちろん法律上の制限はなく、不動産の売買や契約をしてはいけないという決まりもありません。
しかし、
- 良い日に契約したい
- 縁起を大切にしたい
- 家づくりを安心して始めたい
という方は、土用期間を避けて日程を調整することもあります。
2026年の土用期間

間日(まび)とは?
古くからの暦では、土用の期間は「土公神(どくじん・どこうしん)」という土をつかさどる神様が地上を支配しているため、土を掘り返したり、基礎工事や増改築を行ったりすることは避けたほうがよいと考えられてきました。
間日は、土用期間中でも土公神が天上へ行く日とされ、昔から土を動かしても差し支えない日と伝えられています。
そのため、暦を重視する方の間では、次のような予定を間日に合わせることがあります。
- ガーデニング
- 庭木の植え替え
- 家庭菜園
- 地盤工事
- 地鎮祭
- 外構工事
ただし、これは日本の暦や民間信仰に基づく伝統的な考え方であり、法的・科学的な制約があるわけではありません。予定を立てる際の一つの目安として取り入れられています。

【2026年】春・夏・秋・冬の土用期間と間日一覧
春土用の間日
春土用とは、立夏(5月上旬頃)の直前約18日間を指します。季節が春から夏へ移り変わる時期であり、古くから土公神(どくじん)が地上を支配すると考えられてきました。
そのため、この期間は土を大きく動かす工事や庭づくりなどを避ける風習がありますが、「間日(まび)」と呼ばれる日は例外とされています。
2026年の春土用の間日
2026年の春土用期間は4月17日(金)~5月4日(月)です。
この期間の間日は、次のとおりです。
| 日付 | 曜日 |
|---|---|
| 4月18日 | 土曜日 |
| 4月19日 | 日曜日 |
| 4月22日 | 水曜日 |
| 4月30日 | 木曜日 |
| 5月4日 | 月曜日 |
夏土用の間日
夏土用とは、立秋(2026年は8月7日)の直前約18日間を指す土用期間です。2026年の夏土用は7月20日(月)から8月6日(木)までとなります。
夏土用は一年の中でも最も知られている土用で、「土用の丑の日」が含まれる期間として有名です。この期間は、土をつかさどる土公神(どくじん)が地上を支配すると考えられているため、土木工事や庭づくりなどは避ける風習があります。
ただし、「間日(まび)」は例外で、土公神が地上を離れる日とされ、土を動かす作業や引っ越しを行ってもよい日と考えられています。
2026年の夏土用の間日
| 日付 | 曜日 |
|---|---|
| 7月21日 | 火曜日 |
| 7月28日 | 火曜日 |
| 7月29日 | 水曜日 |
| 8月2日 | 日曜日 |
2026年の夏土用には、4日間の間日があります。
秋土用の間日
秋土用とは、立冬(2026年は11月7日)の直前約18日間を指す土用期間です。2026年の秋土用は10月20日(火)から11月6日(金)までとなります。
この期間は、季節が秋から冬へ移り変わる時期であり、古くから土公神(どくじん)が地上を支配すると考えられてきました。そのため、基礎工事や庭づくりなど、土を大きく動かす作業は避ける風習があります。
ただし、「間日(まび)」は例外とされ、土公神が地上を離れる日と考えられているため、土を動かす作業や引っ越しを行っても差し支えない日とされています。
2026年の秋土用の間日
| 日付 | 曜日 |
|---|---|
| 10月24日 | 土曜日 |
| 10月26日 | 月曜日 |
| 10月28日 | 水曜日 |
| 11月5日 | 木曜日 |
2026年の秋土用には、4日間の間日があります。
冬土用の間日
冬土用とは、立春(2026年は2月4日)の直前約18日間を指す土用期間です。2026年の冬土用は1月17日(土)から2月3日(火)までとなります。
冬土用は「寒土用(かんどよう)」とも呼ばれ、一年の中で最も寒さが厳しい時期にあたります。この期間は、古くから土公神(どくじん)が地上を支配すると考えられ、土を大きく動かす工事や庭づくりなどは避ける風習があります。
ただし、「間日(まび)」は例外です。間日は土公神が地上を離れる日とされ、土を動かす作業や引っ越しを行っても差し支えない日と伝えられています。
2026年の冬土用の間日
| 日付 | 曜日 |
|---|---|
| 1月17日 | 土曜日 |
| 1月19日 | 月曜日 |
| 1月28日 | 水曜日 |
| 1月29日 | 木曜日 |
| 1月31日 | 土曜日 |
2026年の冬土用には、5日間の間日があります。
土用期間に避けたほういい事とは

農業、建築業、不動産業の方は仕事でどうしても土を触りますが土を触る前に神様に手を合わせてから仕事を始める事がおすすめです
土用で避けた土用期間は、土を動かすことだけでなく、新しいことを始めるのも控えたほうがよいといわれています。
代表的なものは次のとおりです。
- 土いじり
- ガーデニング
- 草むしり
- 家の新築・増改築
- 地鎮祭
- 不動産購入
- 開業・開店
- 就職
- 転職
- 結婚
- 結納
- 引越
まとめ
土用期間は、古くから受け継がれてきた日本の暦や東洋思想に基づく大切な期間です。
科学的な根拠があるものではありませんが、「季節の変わり目は無理をせず、体と心を整える期間」と考えると、現代の生活にも取り入れやすい考え方ではないでしょうか。
特に、不動産購入や地鎮祭、新築工事など人生の大きな節目を迎える方は、土用期間を一つの目安として日程を検討するのもよいでしょう。
昔から伝わる暦の知恵を上手に取り入れながら、心穏やかに季節の変わり目を過ごしてみてはいかがでしょうか。










