家を解体する時に、ピアノの処分方法が分からなくて悩んでいるという人は多いのではないでしょうか?
ピアノは、思いのほか大きいので自分で処分するのは大変です。
しかし、そのまま家の解体の時まで残して良いのか分かりませんよね。
そこで今回は、家を解体する時のピアノの処分方法について詳しく解説していきたいと思います。
家を解体する時のピアノの処分方法
それでは早速、家を解体する時のピアノの処分方法について解説していきましょう。
知り合いに引き取ってもらう
まず1つ目は、知り合いに引き取ってもらうという方法です。
家を解体する際には、家の中に残っているものも全て処分してしまうため、思い入れのあるピアノの場合はどうにか残したいと考える人も多いでしょう。
そのような場合は、知り合いで引き取ってもらえそうな人がいないか相談してみて、家の解体工事が始まるまでに運び出すという方法がおすすめです。
フリマアプリなどで売る
2つ目は、フリマアプリなどで売るという方法です。
最近では、素人でも簡単に不用品を売り買い出来るアプリなどがあるため、このようなアプリを利用してピアノを欲しい人に買ってもらうという方法もおすすめです。
しかし、フリマアプリなどで売る場合は、いつ買い手がつくか読めないため、家の解体工事のスタートが迫っている場合は、他の処分方法を検討した方が安心です。
ピアノ買取業者に買い取ってもらう
3つ目は、ピアノ買取業者に買い取ってもらうという方法です。
例えば、「ヤマハピアノサービス」や「タケモトピアノ」などは、ピアノの買取業者として有名で、古いピアノでも高値で買い取ってもらえるケースがあります。
運び出しが難しいような大型のピアノでも、対応してもらえる可能性が高いのでおすすめです。
家の解体業者に処分を依頼する
そして4つ目は、家の解体業者に処分を依頼するという方法です。
家を解体してくれる業者に、解体と同時にピアノの処分も依頼する事が可能です。
もちろん、その場合は追加費用がかかりますが、どうしても解体時までに処分が出来ないようなら、解体業者に相談してみましょう。
家の解体時のピアノ処分費用は?
では次に、家の解体時にピアノを処分する時の費用について解説していきたいと思います。
一般的に、家の解体工事と一緒にピアノの処分をすると、費用相場は2万円~3万円程度となります。
通常、家の解体とは別にピアノの処分だけを他の業者などに依頼すると、だいたい5万円~10万円程度かかります。
これは、わざわざピアノの処分用の見積もり書や解体作業を行う必要があるので、やや割高になるためです。
自治体でのピアノの処分は出来ない
さてここで、ピアノは粗大ごみとして処分出来ないのか?と思う人がいると思いますが、実はピアノは多くの自治体で「処分困難品」として分類されており、処分や回収を依頼しても対応してもらえないのです。
しかも、ピアノの解体は難しく、素人が簡単に分解できるようなものでもありません。
そのため、ピアノを処分する場合は、上記でご紹介した方法のいずれかを選択するようにしましょう。
ピアノを処分する際の注意点
それでは最後に、ピアノを処分する際の注意点をご紹介していきたいと思います。
家の解体スケージュールに合わせる
まず1つ目は、家の解体スケージュールに合わせるという事です。
ピアノの処分方法によっては、実際に家の中から運び出すまでにある程度の期間が必要になるケースがあります。
そのため、事前に家の解体スケージュールを把握して、それまでに間に合うように計画する必要があるので注意しましょう。
費用相場を確認する
2つ目は、費用相場を確認するという事です。
ピアノを専門の業者に依頼したり、解体業者に依頼する場合は、費用相場を事前に確認しておくようにしましょう。
業者の中には、高額な費用を提示してくる事もあるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較してから決める事が重要です。
ピアノは自分で解体しない
そして3つ目は、ピアノは自分で解体しないという事です。
何となく、男性ならば自分で解体出来そうと感じるかもしれませんが、ピアノは思いのほか丈夫で簡単に壊れないように作られています。
また、ピアノの中にはピアノ線や細かい部品が多く、簡単に解体できる構造ではないのです。
ケガに繋がる危険性もあるので、ピアノは自分で解体しないようにしましょう。
まとめ
さて今回は、家を解体する時のピアノの処分方法について詳しく解説してみました。
ピアノは大きさもあり重いので、素人が処分しようとすると意外と大変に感じます。
しかし、今回ご紹介したようにピアノの処分方法はいくつかあるので、その中で家の解体スケージュールと照らし合わせながら、選択してみると良いでしょう。