不動産情報はネットだけという方も最近では多くなってきています
ただ、広告、チラシにはネット以外の情報も複数掲載されています
どのような、会社、物件情報を読み解くことが重要です
インターネット情報だけではわからない情報もある
①不動産会社の説明
情報掲載の会社になります。不動産チラシには発行している不動産会社の免許番号が記載されています
兵庫県(○)○○○○○号の( )の中には更新された回数が記載されています。5年ごとに1回更新されますので古い会社ほど数字が大きくなります
②物件概要
物件概要には所在地・専有面積・構造・間取・バルコニー・土地権利・築年数・用途地域・月額管理費・月額修繕積立金・管理形態・現況・引渡・取引内容などが書かれています
築年数
日本では地震があるたびに建築基準法が改正されています。そのために新しい建物ほど厳しい建築基準法で建てられているために安心できる住宅になっています
その中でも1981年6月以前の建物は旧耐震基準とよばれ震度5強程度の揺れでは建物が倒壊しないそして破損しても補修をすることで生活が可能な構造基準をもとに建てられています
それ以降の建物の新耐震基準は震度6強~7程度の揺れでも倒壊しない構造基準を元に建てれているのでできれば新耐震基準の住宅を選んでもらった方がより地震に対して安心です
用途地域
政府が【住居系】【商業系】【工業系】と地域別に建てられる大きさや用途を指定しているものですが、商業地域や工業地域でも住宅は建てることはできますのでどういった用途地域に建っている物件なのかを確認せずに購入をすると空き地には嫌悪施設が建ってしまうことで住まいとしても愛着がなくなってしまったり、不動産の価値の変更にもつながるので注意しておきましょう
工業系
準工業地域・工業地域・工業専用地域と3つあります
工業専用地域を除いては住宅を建てることができます。工業の利便性を求めている地域ですので住宅としてはあまり望ましくはありませんが、比較的大きな用地があるために新築マンションの建設などによくつかわれている地域でもあります
準工業地域 環境悪化をもたらす恐れのない工業地域です。工場の大きさなどは特に決まりごとはありませんが、住宅・店舗と混在している地域でもありますので綺麗な街並みはあまり期待できません。
建築が許されない建物:ソープランド、工場【危険性が大きい又、著しく環境を悪化させる恐れがある、火薬類石油類ガス等の危険物の貯蔵、処理の多い施設
工業地域 工業のために利便性を求めている地域でもあります。住宅は建築できますが、学校や病院、ホテルなどが建てられないために住宅としては不便です。準工業地域と違って環境を悪化させる工場や危険性の高い施設も建てられるために、住宅としては避けたほうがいいです
建築が許されない建物:幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、高等専門学校、病院、床面積が10,000㎡を超える店舗や飲食店、ホテル、旅館、劇場、映画館、キャバクラ、キャバレー、ナイトクラブ、ソープランド
工業専用地域 住宅は建てることは禁止されています
まとめ
いかがでしたでしょうか
ネット以外で重要な不動産情報はチラシ広告から読み取ることは非常に重要です
インターネットの情報だけで話を進めてしまうことで、損をすることもあります