ビレッジハウスまとめ!特徴や入居までの流れ・費用など解説します

初期費用が安いと言われているビレッジハウス。

引っ越し費用が安く済むので、入居希望者が多い賃貸です。

そこで今回は、ビレッジハウスまとめ!と題して、ビレッジハウスの特徴や入居までの流れ・費用などを詳しく解説していきたいと思います。

目次

ビレッジハウスとは?

それではまず、ビレッジハウスとはどのような賃貸なのか?という部分から見ていきましょう。

ビレッジハウスは、ソフトバンクグループ傘下の米投資会社が持つビレッジハウスマネジメントという会社が運営している賃貸住宅です。

2017年に、制度廃止された雇用促進住宅を買収して、低価格の賃貸住宅「ビレッジハウス」として入居者を受け入れています。

雇用促進住宅の物件自体はそのままに、内装をリフォームしながら入居者の募集を行っています。

ビレッジハウスの特徴

では次に、ビレッジハウスの特徴について解説していきたいと思います。

入居審査が通りやすい

まず1つ目の特徴としては、入居審査が通りやすいという事です。

ビレッジハウスでは、職業や年齢・国籍など不問で審査を行う事ができ、安定した職業に就いておらず一般的な民間の賃貸では審査に落ちてしまう可能性の高い人でも、審査に通りやすいと言われています。

生活保護受給者やシングルマザー・シングルファーザー・高齢者などでも入居しやすいという特徴があるのです。

礼金・敷金・仲介手数料・更新料・保証人など不要

2つ目の特徴は、礼金・敷金・仲介手数料・更新料・保証人などが不要という事です。

一般的な賃貸では、入居の際には上記の費用が必要になってきますよね。

しかしビレッジハウスでは、入居当月分の日割り賃料と翌月の賃料だけでOKなのです。

そのため、初期費用は家賃2ヶ月分程度用意しておけば大丈夫なので安心です。

内覧時に申込みが可能

3つ目の特徴は、内覧時に申込みが可能という事です。

ビレッジハウスでは、内覧時に必要な書類等を持参していれば、その場で申込みが可能となっています。

申し込み書と一緒に提出する必要がある書類などは、下記の通りです。

・顔写真付きの身分証明書両面のコピー

・収入証明書のコピー(源泉徴収・直近1ヵ月分の給与明細・仕事の内定証明書・各種受給証など)

・通帳のコピー

・印鑑

上記の必要書類等が揃っていれば、その場で申し込み書と一緒に管理人さんに渡す事で申し込みをする事が出来るのです。

入居審査は時期にもよりますが、最短2日、長くても1週間程度で結果が届きます。

抽選ではなく応募の間口が広い

そして4つ目の特徴は、抽選ではなく応募の間口が広いという事です。

以前の雇用促進住宅では、ハローワーク経由で申し込みを行う必要があったのですが、現在では幅広く間口を広げて応募が出来るようになっています。

ビレッジハウスに入居する際の流れ

では次に、ビレッジハウスに入居する際の流れをご紹介していきたいと思います。

まず、ビレッジハウスに内見の申し込みを行います。

そして、当日その場で申し込みをしたいという場合は、先ほどご紹介した必要書類を持参して内見します。

内見では、その物件について管理人さんに質問する事が出来るので、気になる点はこの時点で確認しておくようにしましょう。

そして、内見した部屋が気に入った場合は、申し込み書と必要書類を合わせて管理人さんに渡しましょう。

申し込み書を提出した2日~1週間後に審査の結果が届きます。

審査に通ったら、賃貸契約書に必要事項を記入して、メール添付して送ればOKです。

その後、指定された口座に入居日から月末までの日割り家賃と、翌月の家賃を振り込みます。

入金確認が出来ると、入居する日が決められ当日鍵を受け取って引っ越しという流れになります。

ビレッジハウス申し込み時に気をつける事

それでは最後に、ビレッジハウス申し込み時に気をつける事を解説していきたいと思います。

築年数が古い物件も多い

1つ目は、築年数が古い物件も多いという事です。

ビレッジハウスは、もともと雇用促進住宅として使われていた住宅を、リフォームなどして利用しているため、築年数が古い物件が多いのです。

そのため、外観はきれいに見えても、内見してみると古さが目立つというケースもあります。

最新設備の設置が必要な場合がある

2つ目は、最新設備の設置が必要な場合があるという事です。

先ほども触れましたが、ビレッジハウスは築年数が古い物件が多い事から、設備を入れ直す必要がある時があります。

エアコンやガスコンロなどが、あらかじめ設置されていない事もあるので、その費用が上乗せになるケースもあり注意が必要です。

短期解約違約金が発生する

そして3つ目は、短期解約違約金が発生するという事です。

ビレッジハウスでは、入居の際に一般的な賃貸よりも安い費用で手続きが出来るため、1年未満の短期で解約する場合は違約金が発生します。

違約金の費用は、家賃1ヶ月分となりますので短期での入居を考えている人にはおすすめ出来ません。

まとめ

さて今回は、ビレッジハウスまとめ!と題して、ビレッジハウスの特徴や入居までの流れ・費用などを詳しく解説してみました。

ビレッジハウスは、一般的な賃貸と比べて安い初期費用で入居する事ができ、入居審査も通りやすいという特徴があります。

様々な状況にある人が、入居できるように応募の間口も広くなっており、入居の際の費用を抑えたいという人にはおすすめの賃貸と言えるでしょう。

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この記事を書いた人

マチ不動産株式会社代表。神戸市東灘区出身。中堅マンションディベロッパーで新築マンションの販売・収益不動産の取引、仲介不動産の所長を経験後、2007年8月に独立開業して現職に至る

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