サラリーマン時代は新築マンション販売を頑張っていました
「2期のお部屋が欲しいが何とかならないか？」
「金額はいくらになるのか」
と期分けでの新築マンションの販売でご質問をいただいたことがありました
ただ、本音と建て前の世界ですので、その時々で説明をしていました
本当のところはマンションを高く売りたいというディベロッパー側の販売手法になります
期分け販売をするの？販売側の狙いとは？
やはり一期販売は一番高い‼
新築マンションの販売がスタートする前から実は問い合わせがスタートしています
「実家が近い」
「希望の立地環境」
「子供の学校区限定」
などです
この新築マンションしか選択肢にない購入者になります
新築マンションは中古マンションは選択肢にない方が購入されるケースが多く、長年分譲がないエリアではそういったお客様が多くいます
1期のお客様は営業力があまりない新人営業マンでも簡単に成約します
それぐらい営業の世界では熱いお客様ということになります
この１期でできるだけ高く売るということがマンション販売の成功のカギになっています
完売までの期間は？竣工日するまでに
実は即日完売や短期での完売をしてしまった場合はディベロッパー側の失敗になります
新築マンションはマンション完成の1年前からスタートして完成までに売り切ることを目標にします
数か月で完売してしまうと「値付けの失敗」になります
マンション価格が安すぎるということになります
販売側のスケジュールは1期、2期、3期と利益率が最大になるように販売しています
安く購入するなら2期、3期
売れ行き好調の新築マンションだから2期、3期で価格が上がるということは非常に少ない場合が多いです
理由は新築マンションの一番売れ行きがいいのは1期だからです
価格を上げるのはかなりディベロッパー側はリスクです
残っている住戸の売れ行きが悪いと値引き販売はつきものです
どうしても安く購入したい場合は希望の部屋はなくなっていることも覚悟して2期、3期で購入するほうが安く買えることがあります
それでも1期がおすすめの理由は
価格だけで考えると後で購入するのが安く購入できる可能性が高いです
でも、1期がおすすめです
マンションは周辺環境の影響や位置関係で住環境はかなり変わります
ご自身の生活に合わせた住宅を探すには1期でたくさんある中から選ぶのがお勧めです
例え、希望住戸が2期、3期に振り分けられていた場合は希望住戸がある販売時期に購入すればいいわけです
期分け販売は販売側のルールになりますので、それに惑わされずに安心できる住宅を選ぶことをお勧めします
